誰かに対して怒るという行為が昔から嫌いでした。
するのもされるのも見るのも。
怒ったところで何も生まれないなーって思ってたんですよね。
怒って自分の思い通りにしたとしても、怖いとか面倒くさいとかでそうなってるだけで本質的には何も変わってないような気がしてて。
だから怒りを感じても我慢して、人にそれを伝えるようなことはしたことなかったです。
そんな風にずっと生きてきたのですが、ここ数年で経験したことで少し考え方が変わってきました。
職場にやたら怒ってくる人が何人もいて笑、初対面なのにいきなりキレてくるんですよ。←パワハラ
最初は我慢してたんだけど、ある日怒り返したんですよ。人生初怒り。理詰めしまくりで。
そしたらさ、何か急に丁寧な態度で接してくるようになりました。
相手が言い返してこない優しい人だからって怒りをぶつけてたんだね。
人によって態度変えるって本当に最低。
でも、そこで学んだのは意思表示って大切だってこと。怒りって身を守る手段でもあるって知りました。
アンガーマネジメントってあるじゃないですか。何となく知ってるだけだったので「怒りは⚪︎秒我慢したら消えますよ」って教えてるくらいに思ってたけど違いました。
私が理解したのは怒りを分類するということ。
この事柄は本当に怒るべきことか否か、怒ることで自分が何とか出来ることか出来ないことか。
そう思うと、大抵のことは声を荒らげて怒るようなことってないんだなぁってなります。
あと最近見たドラマで〝怒りは二次感情〟って台詞があって。
根底にある悲しいとか苦しいとか理解してほしいって気持ちから、怒りの感情が発動してしまうらしいです。
あーそうかってなりました。
やっぱり感情に任せて怒ることに、あまり意味なんてないってことですよね。
で、結局思ったのはこういう風に怒りについて自ら考えるような人は、やみくもに人に怒ったりしないんですよね…
大抵自分中心でしか物事考えられない人がパワハラとかしちゃうんだろうな。やっかいな話です。